この記事の参照リンク先には男性のへそ周りの美しくはない画像が掲載されています。
汚くはありませんが、良い気分にもならないので念のため冒頭で注意喚起をいたします。
おへそ、腹、毛が苦手な方は引き返していただければ幸いです。
この記事のキーワード
【おへそ】【ほこり】【溜まる】【腹毛】【研究】
こんな方に読んでもらいたい
・気が付いたらおへそにホコリが溜まっている…
・清潔にして、毎日お風呂に入って、ゴマは溜まらないのに…
・どちらかというと冬で厚着しているほうが溜まる…

なにがあったか
夜、帰宅して部屋着に着替えるときに、ふと自分のおへそを覗いてみるとホコリが溜まっています。
毎日のように、白から灰色の綿っぽいフワフワしたホコリがへそに埋まっています。
人に話すことでも聞くことでもありませんが、友人で同じようなことがあると言った人はいませんでした。
前提として、
- 毎日ちゃんとお風呂に入っています。
- 垢が溜まってできるゴマはできないです。
- おへその周りには毛が生えています。
どのように対処したか
特になにもしていません。
着替えるときに取り出してゴミ箱に捨てています。
気になって情報を集めたので、共有のためブログで纏めてみようと思いました。
どうなったか
BBCの下記の記事が見つかりました。

The curious truth about belly button fluff
Some people have belly buttons devoid of fluff – while others must clean lint out of theirs every day. Jason G Goldman discovers why the fuzz is strong with som...
BBC記事の要約
- へそに溜まるホコリは”navel fluff”あるいは”belly button lint (BBL)”と呼ばれる。
- Karl Kruszelnicki (University of Sydney)とGeorg Steinhauser (Vienna University of Technology)が著名な研究者
- Dr Karlは調査からBBLは主に体毛の多い中年男性に起こる悩みだという結論に至った。
- 彼は2002年のイグノーベル賞を受賞した。
( comprehensive survey of human belly button lint — who gets it, when, what color, and how much) - Dr Karlは共同研究で協力者におへその周りを剃ってもらいBBLへの影響を調査した。
結果、へそ毛が一方通行のラチェット機構としてBBLに作用していることを発見した。 - Steinhauserは自身のBBLを3年間にわたって採取して、調査を行った。
- 彼のBBLの平均重量は1.82mg、最大のもの(へそのベヒーモス)はなんと9.17mgだった。
- 彼はDr Karlと同じく、犯人はへそ毛であることを突き止めた。
- 彼はへそ毛が釣り針の返しのように働いて、服から繊維を搔き集めていると主張している。
- 彼もへそ毛を剃って、BBLへの影響を調べた。結果はDr Karlの研究と同様だった。
- Steinhauserはさらに一歩踏み込んで研究を進めた。
- 彼は100%ホワイトコットンのTシャツを着て、BBLの成分を化学的に分析した。
- 実験はホコリの成分がセルロースのみになると仮定して行われたが、残念ながらハウスダスト、皮膚、皮脂、汗などの不純物が混ざっていた。
- 彼はこの結果から、BBLが出る人のほうがおへそは清潔だと説明した。
BBLがへそから排出される過程で他の汚れも同時に取れるからだ。 - へそのホコリの発生について研究する学者は少ないが、へその中の研究は行われていた。
- Rob Dunn (Department of Biology and the Keck Center for Behavioral Biology at NCSU)は”Belly Button Diversity Project”を打ち立てた。
- へその中の生態系は豊富で、様々な微生物が住んでいることが判明した。
- 数年間、風呂もシャワーも浴びていない協力者のへそからは極限環境によく生息している古細菌が見つかった。
- おへそにへそが集まらなくても、おへそはexciting placeだった。

なにができるのか (対策)
- 丁寧におへそを掃除して、清潔にするよう心掛ける。
- おへそにホコリが溜まっていても神経質にならない。
- どうしても気になる場合は、おへその周りの毛をきれいに剃る。
私の実体験と信頼性が高い情報をもとに記事を書きました。
人それぞれ悩みは違います。気になることがある場合は、ネットの情報だけで判断せず専門家にご相談していただくことを強くお勧めします。
なによりご自身の心身の健康が第一です。
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